水戸・鹿嶋を結ぶ「大洗鹿島線」と貨物輸送を行う「鹿島臨港線」を運営する鹿島臨海鉄道株式会社

 

車両情報

6000形


1985年(昭和60年)3月14日、大洗鹿島線は旅客営業運転をスタートしました。
大洗鹿島線開業に合わせて6両を新造した6000形車両。その後もメイン車両として導入し、最大で19両を保有しておりました。その後、老朽化や8000形の導入により減少しておりますが、2024年(令和6年)4月現在で7両が運行しております。
転換型セミクロスシートを備え、ビール列車などのイベントや貸切列車としても活躍しています。

乗車定員
座席56名、立席64名、計120名
車両重量
35.0トン
最大寸法
長さ20.5メートル、幅2.925メートル、高さ3.925メートル
機関型式
6L13AS
機関出力
230PS/1900rpm

8000形


開業以来、メイン車両として活躍している6000形の後継車両として、2015年(平成27年)、新型車両8000形として第1号車を新造いたしました。
全席ロングシートにより乗車定員は135名となり、ドアも3ドアのため乗降がスムーズになりました。
また、低騒音のエンジンや空気バネ式の台車により、乗り心地も向上しています。
計画的に新型8000形の導入を進めており、現在は7両(8001号~8007号)が運行しています。(2024年4月現在)

乗車定員
座席44名、立席91名、計135名
車両重量
33.5トン
最大寸法
長さ20.0メートル、幅2.85メートル、高さ3.992メートル
機関型式
DMF13HZ
機関出力
330PS/2000rpm

KRD形


ディーゼル機関車のKRD形は、鹿島臨海鉄道の開業時に国鉄(当時)のDD13形を模して製造した車両です。
1号機から5号機までの計5両を製造いたしましたが、唯一、現在も活躍しているのは、1979年(昭和54年)1月に製造したKRD5号機のみとなっています。

車両重量
56.0トン
最大寸法
長さ13.6メートル、幅2.846メートル、高さ3.849メートル
機関型式
DMF31Z×2
機関出力
1100PS/1500rpm(550PS×2基)

KRD64形


KRD64形は、開業当時に製造したKRD形の後継車両として製造いたしました。
64-1号機は2004年(平成16年)3月に、画像の64-2号機は2010年(平成22年)3月に製造したもので、KRD形よりも排気量は小さくなっていますが、エンジン出力は向上しています。車両重量がネーミングの由来となっています。

車両重量
64.0トン
最大寸法
長さ13.6メートル、幅2.860メートル、高さ3.849メートル
機関型式
DMF31Z×2
機関出力
1120PS/2000rpm(560PS×2基)

沿線の小学生が鉄道体験学習!

2018年8月21日(火曜日)、大洗鹿島線沿線の小学4年生~6年生を対象とした鉄道体験学習を実施しました。
この体験学習は、子供たちに無人駅での乗降方法などを学んでもらうとともに、車掌体験などを通して、身近な大洗鹿島線の魅力を知ってもらうために毎年実施しています。
今年度は保護者を含めて21名の方にご参加いただきました。



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